岩盤浴に入る前の準備

 

岩盤浴とその効果がどれだけ素晴らしいものかおかわりいただけたでしょうか。

 

 

それではいよいよ岩盤浴に入りましょう。

 

その前にちょっと待って下さい。単純にフラっと行ってサラっとして帰ってくることもできますが、それなりの準備が必要です。

 

 

まず、通常の温泉のように裸で入浴するわけではないので服装を整える必要があります。
入浴用の衣類はほとんどの施設で事前に用意されていることが多いですが、もし自分で用意する必要がある場合何を着用すれば良いでしょう?

 

 

施設に備え付けてあるものは大量の汗をうまく吸い取るタオル生地のバスローブや浴衣、中には作務衣(さむい)のようなものもあります。
持参する場合もこれに倣(なら)って、汗を吸い取ることのできる綿のTシャツやコットン生地のパジャマなどがよいでしょう。

 

また、汗をふき取るハンドタオルも必要です。
大体の施設では岩盤にゴザやタオルを敷きますので、もし施設に準備がなければこれも持参します。

 

 

また、汗が出た分だけ水分の補給が必要になりますので自分にあったミネラルウォーターや水筒を準備しましょう。
岩盤浴施設ではこれもセットになっていることが多いので、事前に備え付けのものをチェックしておく必要がありますね。

スポンサーリンク

いよいよ岩盤浴、その前にやっておきたいこと

 

岩盤浴の効果をより高めたいと思いませんか?
それは岩盤浴をはじめる前の「準備運動」にポイントがあります。なんでも下ごしらえすることで能率的になるものです。

 

 

「準備運動」という名の通り、実は体操やスポーツのあとがより効果的なのです。

 

 

というのは事前に体を温め汗腺を開いておくことで、岩盤浴でより多くの汗をかくことができ、効果的な発汗を促してくれるのです。
また、岩盤浴に入る前に熱いシャワーやお風呂で毛穴を開かせておくだけでも効果があります。

 

寒いところからいきなり熱い岩盤浴に入り「汗をかけ」といわれても汗腺も困ってしまいます。
体を温めてから岩盤浴をすると、何もしないで入るときより2〜3割増しの汗をかくとことができるといわれています。

 

 

エステなどではよく「岩盤浴+ゲルマニウム温浴」や「岩盤浴+リンパマッサージ」などのように、混合メニューが取り入れられています。

 

岩盤浴を行うことで他のメニューもさらに効果が増し、また逆に他のメニューを行うことで岩盤浴の効果も倍増。
それぞれの相乗効果を、ぜひうまく利用したいものです。

 

岩盤浴の入浴時間

 

ではそれくらいの時間入浴する必要があるのでしょう?

 

 

ほとんどの岩盤浴施設の入浴時間は、60分〜90分です。
これはやはり普通にお風呂に入る時間よりもかなり長いですね。

 

 

時間の内訳は、15〜20分寝転んだ後5〜10分の休憩をとります。
その間水分補給も忘れずにしなければなりません。

 

 

そのサイクルを2〜3回繰り返ます。
ただし、各施設によって温度や湿度の設定が異なりますので、必ずしもこの時間を守らなければならないということはありません。

 

 

ではそれ以上時間入浴すればもっと効果が期待できるのではないでしょうか?
実はそうではなく、あまりに長時間の入浴をすると逆に活性酸素の働きが活発になってしまい、アンチエイジングどころか逆の効果を引き起こしかねないのです。

 

 

また、初めて岩盤浴をする人は、50〜60分ぐらいで休憩を2〜3回とるのが良いようです。
慣れて発汗機能が高まってきたら、徐々に入浴時間を長くしていきましょう。

岩盤浴での呼吸法

 

サウナなどでは暑苦しいため、呼吸法を考える暇もありません。逆に呼吸は荒くなりますね。

 

また温泉に入るとき「複式呼吸で」とか「鼻から息を吸って・・」などと考えるひとはまずいないでしょう。
もちろん、岩盤浴をするのにも決まった呼吸法はありませんが、温熱効果がより高まる呼吸法はあります。

 

 

まず息を吸うのも吐くのもゆっくりと行ってみましょう。

 

 

そうすることで脳に刺激を与え、脳波がα波になることで副交感神経が大いに働き、リラックス効果を生みます。
リラックスできれば新陳代謝もよりよくなり、温熱効果も高まります。

 

 

またストレス解消にはイメージトレーニングも効果的です。
ストレスを感じている人ならば爽快な海や山の自然の空気を思い描いたり、ダイエットをしたい人は脂肪がどんどん燃えていく様子をイメージしたりといった具合にです。

 

 

現代において、心身が本当にリラックスできる機会というのはなかなかないものです。
岩盤浴はその機会を与えてくれる場所としても取り上げられるべきかもしれません。

 

岩盤浴入浴時の体位

 

では寝転ぶ姿勢は?岩盤の上に数十分、じっと仰向けに寝ているわけではありません。
体位に関しても決まった取り決めはありませんが、概ね次のような具合が効果的なようです。

 

 

1セットの入浴のうち、まず仰向けで6〜7割、腹ばいになってお腹を温める形で3〜4割。

 

逆パターンから始めても構いません。

 

 

魚やお餅を焼くとき、せっかちな人はコロコロと忙しく焼き面を変えたりしますが、それではいい料理人になれません!
岩盤浴も同じで、じっくりじんわりと火を通すように、1セットの入浴で仰向けと腹ばいを1回行えば十分でしょう。

 

 

横向きの方がリラックスできる、という人はその姿勢でも問題ありません。
自分が一番リラックスできる体位が最もよいのです。

 

 

また、冷え性の人や女性は腹ばいになる割合いを多くしたり、腰痛の人は背中や腰をじっくり温めるなど、
自分の症状に合わせて体位を工夫することで、より効果が得られるでしょう。

 

 

岩盤浴中の水分補給

 

岩盤浴で忘れてはならないのが「水分補給」です。

 

岩盤浴ではたくさんの汗をかきますが、人間の体は約60%が水分でできていますので、汗をかいた分の水分を補給しておかないと色々な弊害が生じてきます。

 

 

呼吸困難やめまい、貧血などいわゆる「脱水症状」ですね。

 

 

1回の岩盤浴で補給しなければならない水分の量は、多い人で500ml、少ない人でもその半分は必要です。
ただし、終わった後むやみにガバガバ飲めばいいというものでもありません。

 

 

その場合だと「喉が渇いた分」しか補給しませんので、それでは脱水量の目安にならないのです。

 

というのは「喉が渇いた」時点ではもう既に体内の2%の水分が失われているため、岩盤浴後に水分補給するだけでは手遅れなのです。

 

 

理想的な水分の摂取方法は、入浴前、入浴中(休憩中)、入浴後の3回

 

 

入る前に軽く喉を潤し、入浴の間の休憩で少し多め水分を、さらに入浴後に閉めの一杯を、といった感じでしょうか。
もちろん、入浴中はペットボトルなどの準備があればそれを持ち込んでこまめに飲むこともOKです。

 

 

このようにまんべんなく水分を補給しておけば「脱水症状」の危険はまずないでしょう。

 

岩盤浴中には何を飲めばよいの?

 

水分補給といっても、お茶やジュースでもよいのでしょうか?それとも水だけでしょうか?
3つの水分のパターンから検証してみましょう。

 

 

「水」の場合

 

体が岩盤浴後などの軽い脱水症状にある場合、血液も水分を失われるので濃度も濃くなっています。
喉が渇いているときや暑い夏はトイレの回数も減少しますよね。

 

そんな時急に水を飲むと、おしっこだけが大量に出て飲んだ分の水以上の水分量が体内から失われてしまいます。
これでは逆効果ですね。

 

 

「ミネラルウォーター」の場合

 

もちろん「ミネラル」という電解質が入っているだけに、血液中の濃度もうまくコントロールしてくれます。
しかし欠点として、ミネラルウォーターは体への吸収が遅いという点が挙げられます。

 

素早い水分の補給には向きません。

 

「スポーツ飲料」の場合

 

これは水の即効性とミネラルウォーター電解質という「いいとこ取り」をした優秀な飲料です。
がやはり、糖分や塩分を摂りすぎる可能性があり、これだけを摂取するわけにもいかないようです。

 

 

以上の点から考えると、岩盤浴での飲み物は・・・この3つの合わせ業(わざ)が最も理想的といえます。

 

入浴前は飲みやすい水か軟水のミネラルウォーター、入浴中は硬水のミネラルウォーターかスポーツ飲料、入浴後はスポーツ飲料、といった按配(あんばい)でしょうか。

 

 

また、岩盤浴後の温まった体に急に冷えた水を摂取すると体の負担になりますので、できれば室温に近いものがよいでしょう。

 

このような「飲み分け」をするのは大変なことですが、これをマスターすれば岩盤浴での脱水のしくみにもより理解が深まるといえますね。

 

岩盤浴後のシャワー

 

さあ、岩盤浴でたっぷり汗をかいた後は次は何をしますか?
誰でも汗をかけば最後にシャワーを浴びたくなりますが、岩盤浴ではその必要はありません。

 

というより、シャワーをするのはもったいないのです!

 

 

岩盤浴でかく汗はサラサラ汗であり、それが天然の化粧水であることは前の説明の通りです。
その汗をシャワーで洗い流すのはもったいないですよね。

 

 

さらには、天然の「乳液」までも流してしまうことになります。
天然の乳液というのは「良質の皮脂」をいいます。

 

 

天然石の遠赤外線効果によって皮脂腺の新陳代謝は活発になり、古くて汚れた皮脂を外に出し、そのあとから新鮮な皮脂を送り出しています。

 

 

その皮脂はサラサラ汗と混ざり合い皮脂膜となって、見事天然の良質クリームとしてお肌にスベスベ効果を与えてくれるのです。

 

岩盤浴後の汗の乾かし方

 

岩盤浴でかいた汗は自然乾燥させるのが一番です。
大量の汗が気になる場合、タオルでゴシゴシ拭くのは汗の化粧水効果をもふき取ってしまうことになりますので、軽く押さえる程度でよいでしょう。

 

 

また岩盤浴中に汗を拭くこともあると思いますが、その際ちょっとだけ気をつけて欲しいことがあります。

 

岩盤浴では汗と一緒に有害金属も排出されていることは説明しましたね。

 

 

その有害金属は、1回目の入浴の1回目の汗出しの時が一番多く排出されます。
岩盤浴の汗はあとになればなるほど汗はサラサラになっていきます。

 

ということは・・そう、有害金属の排出量も2回3回と入浴を重ねる毎に少なくなっているのです。
要するに一番最後にかいたサラサラ汗を利用すればよいのです。

 

 

ですので汗の拭き方としては、1回目は濡れタオルで拭き取り、2回目はサラっと軽く押さえる。

 

そして3回目の汗を自然乾燥させて保湿させる。
これが一番良い方法でしょう。

 

岩盤浴後は何をする?

 

岩盤浴で気持ちの良い汗をかいた後は、どうしても涼みたくなりますね。
火照(ほて)った体を扇風機にあてたり、クーラーの効いた部屋でビールを飲んだらさぞかし気持ちいいでしょう。

 

 

しかしちょっとの間我慢して下さい。

 

 

岩盤浴の後は、できるだけ急激な体温の変化は避けなければなりません。

 

というのも、大量の汗をかいたあと急に体温が下がると、それまで活発に働いていた汗腺が急に閉じてしまいます。
せっかく汗腺を働かせ汗を出していたのに効果は半減してしまいます。

 

 

また温熱効果をより長く持続させるには、岩盤浴後も体を冷やさないようにすることが大事です。

 

 

水分補給においても、岩盤浴直後の水分は冷たく冷え切った水ではなく、できるだけ常温に近い水分を摂るのがよいでしょう。
自然と汗が落ち着き、徐々に体温が戻ってから冷たい水を飲むようにしましょう。

 

岩盤浴後のリンパマッサージ

 

岩盤浴入浴後は代謝がアップしていますし血液の流れもとてもよいので、この機会に是非やっておきたいことがあります。

 

 

 

それは「リンパマッサージ」です。

 

 

リンパマッサージとは、体中を流れるリンパ液が循環しやすいような環境を作ることです。

 

 

マッサージしやすい場所としては耳の裏から首筋、鎖骨にかけてのラインや、足の付け根などです。
たださするだけでも流れがよくなるといわれますが、岩盤浴後はリンパの流れがより活発になっていますので老廃物を排出する作用が一番と高まります。

 

リンパ液が流れれば流れるほど健康な体になるというわけです。

 

 

最近では岩盤浴施設とマッサージ施設が併設されているところも多いので、是非この機会に利用してみて下さい。

 

入浴頻度はどの程度がよい?

 

1回に入浴する時間やその方法はわかりましたね。
しかし、岩盤浴に1回通っただけでは効果が持続するとは考えにくいものです。

 

ではどれくらいの頻度で岩盤浴に通えばよいのでしょう。

 

 

やはり1週間や3日に1度、1ヶ月に3回、など個人の体質に合わせて定期的に入浴するのがよいでしょう。

 

 

定期的に通うことで、体質や身体の機能が一定に保たれ、自然治癒力も高まります。
岩盤浴の入り方として一番大事なのは、その入浴方法だけではなく、定期的に利用することで「生活習慣の一部として」馴染んでいくことに意義があるのです。

 

 

しかし岩盤浴がいかに体に良いからといって、毎日はおすすめできません。
岩盤浴による発汗作用は大変大きく、毎日そのように大量の汗をかいてしまうと常に脱水の状態になったり、逆に効果が表れにくくなったりします。

 

何事もほどほどが大事ですね。

 

岩盤浴でタオルを厚めに敷いた場合の効果は?

 

岩盤浴での温熱効果はおわかりいただけたと思います。

 

そこで一つ疑問が生じませんか?

 

 

タオルを多めに敷いた場合、また厚めのガウンなどを着用した場合効果が伝わりにくいのでは?という点です。

 

 

通常岩盤浴では浴衣などを着用し、岩盤の上にタオルなどを敷いて横になります。

 

 

しかし肌の弱い人や皮膚の薄い人は多めにタオルを敷くことで低温やけどの危険を防ぐ必要があります。
体温の保温効果は高まると思われますが、直接的な熱伝導については確かに減少します。

 

 

しかし遠赤外線による血液の循環や代謝の働きに影響することはあまりないようです。

 

逆に皮膚の薄い人は、その分そういった作用が行き渡りやすいといえますので効果が半減するということはありません。
安心して温熱効果を楽しみましょう。

 

ドーム型岩盤浴の入り方

 

岩盤浴の形状は様々ですが、ドーム型やカプセル型の岩盤浴はこの一通りの入り方とは異なります。

 

 

ドーム型というのは一人ひとりがベッドに横になれるもので、体をドーム状の屋根が覆います。
熱の伝わり方も早いので、入る時間もおおよそ約20分と短く設定しているところがほとんどです。

 

 

まず通常の岩盤浴同様、水分補給をし、ベッドに横になります。

 

 

20分の間あまり体を動かすことはないため、概ね楽な体勢といえば仰向けです。
そこにドーム状の屋根が首までスッと覆われ、ドームの淵から首のところに熱気が逃げないようにタオルが被(かぶ)せられます。

 

そこで約20分休憩なしで汗を流しますが、ドームで覆われているので中ではガウンを脱いでもOKです。

 

 

そうすることで遠赤外線とマイナスイオンを直接浴びることができるますが、もちろん皮膚が弱い人などは個人の体調で調節して下さい。

 

 

熱効率から考えてもこの形状は20分くらいが適当と思われます。
発汗作用は十分得られますので、この場合も水分補給は十分行ってください。

 

岩盤浴前後は食事はどうすればよい?

 

満腹の状態で岩盤浴に入る人はそういないと思いますが、岩盤浴前はやはり食べても腹8分目にとどめておくのが賢明です。

 

 

食事を摂ると、血流が胃や腸などの消化器系に集まっています。
そこで満腹の状態で岩盤浴をするとどうなるか?

 

 

これから消化作業としようとしていたものが、血流がよくなることで皮膚表面や他の内臓に血液がまわり、うまく消化が行われなくなってしまいます。
岩盤浴前に食事を摂る場合は、ある程度お腹が落ち着いて消化したな、という頃合で入りましょう。

 

 

また岩盤浴後は代謝がよくなっており、栄養分を吸収しやすい身体になっています。
ビタミンなどを摂ると特に吸収が盛んで効果的ですが、逆にダイエット目的で岩盤浴している人は注意です。

 

入浴後は2時間ほど食事を摂らない、岩盤浴をした日は食事を控えめにする、などある程度自分で決めて、上手に岩盤浴とバランスの良い食事を取り入れましょう。

岩盤浴の入り方と注意事項などについて記事一覧

 

岩盤浴のルールこれだけ手軽に体質を改善できたり、様々な効果があるのであればどんな人でも試してみたくなるでしょう。しかし、岩盤浴に入るのにはやはりいくつか守らなければならない事項もあります。といっても、それほど難しい規則ではありません。ルールさえ守れば快適に岩盤浴を楽しめるのです。まず快適に汗をかきたいと思ったら、その施設の利用時間の目安を守ることです。前回は30分通して入れたから今回の施設でも大丈...

 
 

岩盤浴は細菌の棲みか?岩盤浴を利用するにあたって最も心配なのが、衛生面でしょう。ある週刊誌は「岩盤浴には細菌がウヨウヨよいる」などの報道を取り上げ、口コミで悪評がついてしまった施設もあります。今や温泉などでは清潔かどうかの判断は二の次で、泉質や効能、施設の雰囲気などの方が重要視されているように思われます。ではなぜ岩盤浴だけが衛生面でそれほど取り沙汰されるのでしょうか。岩盤浴では遠赤外線やマイナスイ...

 
 

岩盤浴施設の衛生管理に対するクレームいくら岩盤浴に効果があるといっても、全ての施設が同じ条件で岩盤浴を提供しているわけではないので、やはりそこには差がでます。その岩盤浴施設が「よい」か「悪い」かは実際体験した人の感じ方によって違います。「よい」という評価だけではなく、どういった点に「悪さ」を感じるのでしょうか。中でも多いのは衛生管理に対するクレームです。一人のお客様が利用し終わったあとのタオルを替...